わいせつ事件続発、都営線「一之江駅」周辺(読売新聞)

 東京・江戸川の都営地下鉄新宿線一之江駅周辺で昨年11月以降、深夜から未明の決まった時間帯に、帰宅途中の若い女性を狙った、わいせつ目的の事件が、6件連続で発生していることがわかった。

 現場は半径500メートルの狭い範囲で、いずれも背後から近づき、口をふさいで首を絞めるなど荒っぽい手口が特徴。先月中旬には強姦(ごうかん)の被害も起きている。現場では、ニット帽をかぶった若い男が目撃されており、警視庁は、同一犯とみて似顔絵を作成し、捜査を本格化させている。

 捜査関係者によると、昨年11月10日未明、江戸川区一之江の一之江駅近くで、20歳代前半の派遣社員の女性が帰宅途中、背後から来た男に羽交い締めにされ、首を絞められた。3日後のほぼ同じ時刻にも200メートル先で、10歳代後半の女性が若い男にいきなり後ろから口と鼻をふさがれ押し倒された。いずれも女性が抵抗したため男は逃走した。

 二つの事件の男は20〜30歳、1メートル70程度の体格で同一人物とみられ、今年に入ると、1月26日にも二つの現場近くの路上で、20歳代前半の会社員女性が、よく似た男に口をふさがれて押し倒された上、体を触られる事件が発生した。

 特に先月以降は手口が悪質になり、2月2日未明、20歳代前半の女性飲食店員が自宅前で背後から首を絞められて「騒いだら殺す」と脅され、同中旬には、同駅近くにあるアパートに住む20歳代の女性が帰宅直後、玄関のドアから突然、押し入ってきた男にタオルで首を絞められて性的暴行を受けた。男は女性が悲鳴をあげないように口をふさぎ、ニット帽を目深にかぶって顔の特徴を隠していた。

 被害は同駅周辺の半径500メートルの狭い範囲に集中し、発生時間は午後11時〜午前0時40分。犯人の男は黒いニット帽かフードをかぶっており、同庁が確認したところ、昨年2月21日の未明にも、同駅北側の住宅地路上で、帰宅途中の10歳代後半の女性がニット帽の男に太ももを触られるという事件があったことも判明した。

 同庁は、人目が少なくなる深夜から未明に、駅などから自宅に向かう女性の後をつけていたとみており、犯行が次第にエスカレートしていることから、駅や事件現場周辺に捜査員を集中的に動員して警戒を強めている。

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