キトラ壁画の保存管理場所決まる(産経新聞)

 奈良県明日香村のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め、国特別史跡)石室からはぎ取られた四神図や十二支図などの壁画について、文化庁の「古墳壁画の保存活用に関する検討会」(座長、永井順國・政策研究大学院大客員教授)は24日、平成28年度に開園予定の「国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区」(同村)内に新たに建設される施設で保存・管理し、公開する方針を決めた。

 ほかに、村内の奈良文化財研究所飛鳥資料館と国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設が候補に挙がっていたが、「キトラ古墳に最も近い同公園内の施設で一体的に保存すべき」との意見が委員の総意を得た。

 整備計画によると同公園はキトラ古墳を含み、面積は13.6ヘクタールに及ぶ。国交省が今年度から整備をスタートさせており、建設が計画されている「体験学習館」(仮称)内で管理、公開される見通し。検討会委員の関義清・明日香村長は「大変喜んでいる。新しい国営公園の中心的な施設になる」と話した。

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